私たちは、社会問題に懸命に取り組むNPOや、社会企業家として活動する人々の声をもとに、Web制作やWebサービス活用の提案をボランティアで行なっています。

  • コントラストを忘れずに

    数年前、仕事で支給されたラップトップと一緒に使うモニターを新しく買おうとしたことがありました。その時は自宅で仕事をしていたため、もし仕事を辞めたとしても使い続けられるように、自分で買おうと思ったのです。しかしあまりお金の余裕もなかったため、Apple Cinemaディスプレイに憧れながら、その金額を払う決心がつきませんでした。 そこで大きな家電量販店に入り、幅広いディスプレイ ラインアップを見ながら、サイズがちょうど良さそうなディスプレイを購入しました。それはLG製で、コードやブラウザ、開発ツールなど、仕事で使う諸々のウィンドウを納められる程度に良いモノのように思えました。実際それは仕事のニーズを十分に満たし、今でも私はそのモニターを使っています。 そしてそのモニターは意外にも、私たちのデザインで避けては通れない、大きな問題を見つけるのに役立ちました。私たちは最新のスクリーンを持っていないユーザーのために、十分なカラー コントラストを使っていなかったのです。私は、その箱から出したばかりで、何のキャリブレーションもしていないモニターで、普通の人がWebを見るようにサイトを見て回り、そして(続きを読む...)

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  • NPOのためのWebデザイン Tips

    ブログやFacebook、Twitter など、NPO団体にとって情報を発信する方法はいくつもありますが、ユーザーがまず初めに訪れる場所はその団体のWebサイトではないでしょうか。どこかでその団体を知り、わざわざ検索してまで訪れる人を迎える場所は、なるべくキレイに、心地よくしておきたいものです。 Mashableの記事では、そんなNPO団体のWebサイト デザインで気を付けるべき点が、10のデザインルールとして紹介されていました。Webサイトを通じ、ユーザーと効果的なコミュニケーションが取れるよう是非参考にしてみてください。 1. ポジティブなインパクトを強調する IMAGE: HEIFER INTERNATIONAL もしNPO団体が絶望的なほど深刻な世界の問題のために活動しているとしても、あなたのデザインは、その団体がどのようなアプローチで解決を目指し、どのような成果を達成しているかにフォーカスする必要があります。 Khan Academyでプロダクト デザイナーを務めるタビタ・ヤングは、NPOはよく社会問題ばかりにフォーカスし、どのように問題の解決に向けて取り組んでいるかを見せる(続きを読む...)

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  • 読むタイポグラフィー

    まず、あなたが今何をしているか、考えてみてください。今この瞬間、何をしているでしょうか? 目が行間を動き、情報を脳に注ぎ込みながら、私が始めたこの会話に参加しているのだと思います。会話の伝達はあなたが読んでいるいる文字を通して行なわれますが、同時にあなたの経験や過去の会話といったフィルターにも通されています。あなたは文字を、文脈や背景の中で理解するのです。そしてあなたがどこで、どんな媒体で(紙やモバイルデバイス、デスクトップモニター等で)読んでいようと、その環境があなたの経験を形作ります。他の誰かが、同じ文章を同じ動作で読んだとしても、解釈される内容はあなたが読んだものとは必ず異なるのです。 あなたを媒体とした時間と場所の一連の反応、これがタイポグラフィーで一番面白いところです。テキストの意図は見せ方に依りますが、読むことによって意味を与えるにはあなたが必要なのです。 文字とタイポグラフィーは、私達が表現したり、情報を記録する必要が無ければ存在しなかったでしょう。もちろん発話や絵などでも同じ目的を達成できますが、文字は効率的で柔軟で、そして移植や翻訳が可能です。タイポグラフィーが単なる(続きを読む...)

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  • Facebookが進めるアフリカの無料インターネット

    FacebookのCEO マーク・ザッカーバーグ氏が提唱し設立されたNPO internet.orgが、南アフリカのZambiaでモバイル無料インターネットの提供を始めたと、Mashableの記事でレポートされています。 internet.orgがリリースしたアプリを使用すると、WikipediaやFacebook、Google Searchなど13のWebサービスがデータ通信料を気にすることなく利用することができます。使用できるアプリの一覧は公式ブログに記載されており、ヘルスケアやジョブサーチ、天気予報などのサービスも含まれていました。ただ、当然ながらTwitterなどFacebook以外のソーシャルネットワークアプリは含まれていません。 アプリはまずZamibiaの現地通信業者Airtelの契約者に対して提供されるということですが、今後は他のキャリア、他の国でも同様のアプリをリリースしていくとしています。

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